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株式の名義変更手続き

  • 文責:所長 弁護士 大澤耕平
  • 最終更新日:2023年11月28日

1 株式は大きく2種類あります

株式も遺産の一部なので、相続財産の中に株式がある場合は、名義変更の手続きを行う必要があります。

一言で株式と言っても、大きく分けて上場株式と非上場株式の2つの種類があります。

⑴ 上場株式

上場株式は、市場で売買がされている株式です。

多くの場合、証券会社が上場株式を管理しているため、上場株式の相続手続は、証券会社で行うことになります。

⑵ 非上場株式

非上場株式は、市場で売買されていない株式です。

比較的小規模な会社や、一族経営の会社の株式は、非上場株式である場合が多いです。

2 上場株式の名義変更手続き

上場株式の名義変更を行う際は、まずは証券会社に問い合わせることになります。

多くの証券会社では、その証券会社特有の書式に、相続人が必要事項を記入・押印することになります。

さらに、相続が発生したことの証明として、亡くなった方が死亡した旨が記載された戸籍謄本の提出を求められます。

その上、手続きをする人が相続人であることを証明するための戸籍謄本の提出も必要です。

3 非上場株式の名義変更手続き

非上場株式の名義変更を行う際は、その会社に問い合わせた上で、その会社の規定に従って、手続きを進める必要があります。

必要になる書類は、上場株式の名義変更の時と同じものが多いです。

4 誰が株式を相続するのかが決まっている必要がある

上場株式であっても、非上場株式であっても、名義変更手続きを進める場合は、「誰がその株式を相続するのか」が確定している必要があります。

そのため、株式の名義変更手続きをする前に、相続人全員で話し合いを行い、株式を相続する相続人を決める必要があります。

相続財産の中には、株式だけでなく、預貯金、不動産、自動車など、他の遺産も含まれているため、話し合いは、株式の分け方だけでは終わらないことが多いです。

株式の分け方だけを先に決めることも不可能ではありませんが、後々トラブルになることを防ぐため、遺産の分け方は、できるだけ一度に決めたほうが望ましいケースが多いです。

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